「Google流 資料作成術」よかった

PowerPoint kills(パワーポイント撲滅!)”

この世界から、悪しきパワーポイントを消し去るための本でした。

Google流は、著者がGoogleのビジュアライゼーションチームで働いていたときの知見が豊富に詰め込まれているから。MS Excelくたばれってことではない。

今日からでも取り入れるべき要点

  •  円グラフはEVIL(悪)なので使わない
  • 3D表示はメリット無(3D円グラフは最凶にアカン)
  • 「認知的負荷をへらせ」必要ない要素で読み手を疲弊させない
  • テキストも立派なグラフの要素
Google流 資料作成術

Google流 資料作成術

 

storytelling with data というサイトの書籍版という位置づけのよう。

「 デフォルトで作成したらこうなるよねって線グラフを、本当につたえるべきポイントだけにしたらこうなります。っていう具体例をExcelでやるには」というページが日本語でていねいに解説されてる。

www.storytellingwithdata.com

 

なにがいいって、つたわるグラフって上質なWebサイトの記事をよんでいるときのような気持ちよさがあること。グラフは装飾あそびではなく、データを正しく、早くつたえるツールだ。クラター(ごちゃごちゃ)はkills!なのである。

身につければ、強い。やろう。

www.storytellingwithdata.com

Windows のコマンドプロンプトで便利なコマンド「pcd」のマルチバイト対応と空白文字対応

mattn.kaoriya.net

 

多い日も安心のmattnプロダクツ。builderscon tokyo 2016 で会えたらしい。いきたかったッ!

 

Windows で一番つかっているアプリケーションはエクスプローラーなのですが、開発時は参照するパスが決まっているケースも多く、これまでは「クイックアクセス」とよばれるブックマーク機能を使っていたのですが、数が増えてくると探しづらいし、クリックのつもりがドラッグしてたりなんかして、やきもきしていたところ pcdコマンドに出会ったわけです。

 

結果、すごくいいです。

pecoに渡る文字列にマルチバイト文字を含んだときと、pecoで選択したパスに空白文字を含んだときのケースに対応しました。

  1. nkf32コマンド を使用して文字コードの変換
  2. for 文に "tokens=*" を指定してトークン分割させない

 

道具とノウハウだけで業務改善するとおもってるほうが狂気

 たのしく拝見しました。

megamouth.hateblo.jp
megamouth.hateblo.jp

 

 

「IT企業」という大きそうな主語にかぎらず、「5人のスタートアップ」でもそうだろうし、最小単位でいえば「夫婦」「親子」まで当てはまる話。

 

個人的見解、解決案は3つ。

 

  • 「人の壁」をただしく理解し、壊したり乗り越えたりしない
  •  おなじバスに乗って「目線」と「視線」をすりあわせてすすむ
  • 「扇動」しない。「先導」する

 

自分の意見に同調できないその人は、反対から見たら、その人の意見に同調していない自分、なので。


・・・という意識と姿勢で取り組んでるけど、一朝一夕では変わりません。
カイゼンは、魔法でも特効薬でもなんでもなくて、「工夫の積み重ね」だなという結論は変わっていません。

 

あのピクサーでさえ「人の壁」があって業務改善しなくて、会社が潰れかけたのだから心配ないです。じりじりやっていきましょう。 

ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法

ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法

 

 

エンジニア立ち居振舞い:右手に情熱、左手にマネジメント…持続可能なエンジニアライフ!!

お題「エンジニア立ち居振舞い」

 

エンジニアが死ぬときはいつだろう。

 

 

技術的な暴力を受けたとき?

 

プロジェクトが炎上したとき?

 

エディタがvimemacsの2択のとき?

 

ちがう。本当に「エンジニア」が死んでしまうのは、情熱が消えたとき、だ。

 

情熱はろうそくに揶揄される。


昨日まであんなに活力が満ち溢れていたのに、ビーカーでも被せられたかのように火が消える瞬間がエンジニア人生の最期。

 

エンジニア人生つづける鉄則は、「ちゃんとメシ食って、ちゃんと風呂入って、ちゃんと寝ること。」

dot.asahi.com

 

「情熱」は「気力」の上にあって、「気力」は「体力」のうえにあるのでここを疎かにしてしまえば火はどんどんちいさくなる。

 

情熱は大事。
それと同じくらい自分自身をマネジメントすることが大事だ。マネジメントなしに情熱はつづかない。

 

24時間を「何に」「どのくらい」振り分けるのか。

あたらしい技術は心のスパイスだけど、めのまえの問題をきちんと解決してから取り組んだり、自分なりの80/20ルールを取り入れたり工夫をすること。


「マネジメント」
むずかしく考えなくても、要はこういうことの積み重ねなんだと理解している。

 

20代の前半は、とにかく技術力、スキルファーストで物事を考えていて、
20代の後半に、5年前の自分の負債をせっせと返済していて、
30代の前半のいま、こんな気持ちを携えながらエンジニアやってます。


追伸:

  1. だまされたとおもってイスは早めにクチコミの良いものにしとけ。
  2. 歩こう。物理的に。そしてきれいな姿勢で。
  3. 良い習慣がなかなか身につかなくてもあきらめんなよ!