『震災のときにあったほうがいいものまとめ』のリスト

震災のときにあったほうがいいものまとめ - Togetter
「必要かも?」より、「必要でした」のほうが10倍役に立つので、まとめをリスト化しておきます。

Backpacks / o5com

【軍手・手袋】
防寒のためもあるし、瓦礫を運んだり、木材を持ち上げたりするときには要ります。家族の人数分×2くらいは用意しておきたいところ。
【帽子】
防寒のため。水だめ、ガスだめのとき、髪の毛がベッタリして気持ち悪い。髪の毛がベッタリしてると、すっごく寒いの。だから、ひとりに1つくらいは用意して下さい。
【甘いもの】
チョコ、飴、羊羹など、お好きなものを。羊羹は日持ちもするしおススメ。お腹にたまるし。アルミ包装の小さいのとか、1個100円くらいで売ってます。保存期間が5年くらいの防災用も売ってます。→こんなのもamazonで買えます。http://t.co/aNAJ6ia
【塩・昆布・ふりかけ・海苔の佃煮など】
食事が偏りますので、塩分不足になります。3日塩分取らないと、手が震えてきます。頭がボーッとして、体がだるくなります。阪神のとき、ただの食パンに海苔の佃煮塗ったのが、異常に美味しかった。神レベル。塩気、大切です。
【黒いビニール袋】
マチがついたのが使いやすい。70枚入りがダイソーなんかに売ってます。トイレが使用できないとき、クシャクシャにした新聞紙を入れて、そこに用を足します。女性用の生理用品を1個入れてもOK。高分子吸収剤が尿を吸収してくれます。
【赤ちゃんのお尻ふき】
ウエットティッシュよりも頑丈です。お風呂に入れないとき、片側の面で顔や体を拭き、もう片側で陰部を拭きます。陰部を清潔にしておくと、なんとなくスッキリするもんなのです。これは経験した人にしかわからない感覚なんだけれど。
【防災用ごはん】
コレは阪神のときにはなかったけど、「もしあったら便利だったろうなー」って思うもの。こんな感じで、味のついてるものがいいよ。→http://t.co/gsmzmaP 探せば、キムチご飯、わかめご飯、赤飯などいろいろあります。お水で1時間orお湯で20分で食べられるよ
【みかん・桃・パイナップル缶】
これ「あって良かった」と思うもの。非難時、異常に美味しかったのを覚えてる。あとから調べたら、人間にストレスかかるとビタミンCが破壊されるんだって。パイナップル1枚食べたとき、体が喜ぶ感覚があった。シロップもめっちゃ美味しくて、一口ずつ飲んだなぁ。
【さらし】
さらしはたまたまあったんだけど、棒2本に巻き付けると、簡易担架になったのね。けが人がそこかしこに要るからね。切って傷の手当や、頭に巻いて防寒できたり、あったら便利です。
パンティライナー
女性だけ読んで。何日も下着が替えられないから、汚れ防止に1パック用意しておいて。毎日替えたらかなりスッキリします。私、1週間下着を替えられなかったです。小さい女の子にも使わせてあげてね。
【水】
言うまでもなく。地震発生後、水が出るならすぐに浴槽に水をはってね。ペットボトルの水、ポリタンクの水も。1人が1日2リットル、3日~5日くらいあれば安心。阪神のときは、破裂した水道管からお水汲んだよ。それを沸かして飲んだ。
【ジャッキ】
車を持ってる人は、「ジャッキがどこにあるのか、どうやって使うか」を確認しておいて。渋滞で車が使えなくても、ジャッキだけは持って避難して下さい。瓦礫どけたりするのに使う。ジャッキがあったら、あの時何人か救えた。。。
【ホイッスル】
なるべく高音のものを。何かの下敷きになったとき「助けて」の声はすぐにかれます。私と旦那は、携帯ストラップとしてつけてます。
【マスク】
防寒・ホコリ予防・風邪予防。使い捨てでOKだと思う。
【簡易トイレ】
ゴミバケツに2枚重ねのゴミ袋を入れて、用を足したあとに新聞紙orネコ砂。ある程度たまったら、きちんと口を縛って捨てる。ただし、おしっこは別。大便のみ。
【災害伝言ダイヤル】
いざというときに使えるように、自分が使っている携帯のキャリアのHPなどで確認をしておいて下さい。
【簡易消毒キット】
阪神大震災当時にはなかったけど「手ピカジェル」みたいなのがあったら便利だったろうなー!と思います。子どもさんやお年寄りも使えるし、手洗い場まで歩けない人もいるから。
【ラップ】
安いの(クレラップサランラップは硬くて使いにくい)がいい。頭に巻いて帽子かぶる、体にまく→防寒 食事するときお皿にかぶせる→洗わなくていい なるべく幅が広くて、たくさん巻いてあるものを。
【古新聞紙】
ラップ同様に新聞紙も万能。新聞紙をクシャクシャにやわらかくして、腹巻にすると暖かかったです。やわらかくしたのを、肩甲骨のあたりにあてておくと、寒さが和らぎました。眠るとき敷いたり、食品を包んだり、他にもいろいろ使えました。
【ライン用の石灰の粉】
避難した場所が学校だったときなんだけど、学校の体育倉庫なんかにある、アレね。消毒に使えるよー、って自衛隊さんが教えてくれた。穴掘って用を足して、そのあとにコップ1杯分を便の上にかけた。においも和らぐんだよ、覚えておいてね。
【軍手補足】
イボイボのついてる軍手の方が、物を運ぶときの滑り止めになって便利です。イボイボないものより、あるほうが耐久性もあるように思いました。補足しておきます。
【生理用品】
傷にあてる、止血できる、お年寄りが使うと、尿漏れの予防もできる。あと、黒いビニールに1個入れて、簡易トイレになる。「夜用」とか「多い日も安心のヤツ」とか、もう神レベルでしたよ。
【ゴーグル】
瓦礫の処理なんかで目がやられます。すごいホコリなので、目を護るためにあったら便利。水泳用ゴーグルつけて作業しているおじさんを見て、「あの人賢いなぁ~」と思ってました。
【ボディクリーム】
冬の避難は、乾燥で辛いです。何日もお風呂に入れなかったから、赤ちゃんのおしり拭きで体拭いて、ハンドクリーム塗ってた。乾燥肌のカユカユがマシだったので、小さいハンドクリーム、ボディ用クリームなんかがあると便利だと思います。
【乾パン・カロリーメイト
食べるとのどが渇きますので、食べすぎ注意。乾パンにはね、味噌とか海苔の佃煮とかをちょっと塗ると、すっごく美味しく感じるよ。たまたま肉味噌を持ってたおばちゃんに貰って塗って食べた。あのときの乾パンの味は忘れないです。
【ジャム】
避難所でもらったスティックのジャム美味かった!糖分とビタミンCが同時に取れる強い味方。日持ちするしね。
【おかず缶詰】
鶏肉と魚のが美味しく感じます。なぜかっていうと、牛・豚の脂がとける温度は60度くらいで、鶏肉と魚は35度くらいなの。口に入れるとじわーっと脂がとけて、すごく美味しく感じる。もうね、ホテイの焼き鳥缶が美味くて美味くて死にそうだった。(今も生きてるけどね)
【ガム】
避難してるとガム美味しいよ!梅ガムとか最高でした。歯みがきかわりにもなりますし、梅ガムは唾液どんどん出てくるから、口もうるおったし。(ガムくれたおばちゃんはその後「梅ガムのおばちゃん」と呼ばれるようになってて苦笑いだったんだけど。)
【キャリーバッグ・台車】
折りたたみ式のキャリー(こんなの→http://t.co/f98rRzsr)を、オーストラリアの人が貸してくれたんだけど、大活躍だったよ。覚えておいて下さい。台車は平台車(こんなの→http://t.co/asP3ziJt)が便利だった。
【ブルーシート】
何かと便利。雨よけ、ホコリよけ、防寒、防風、下に敷く、プライバシーを守る、簡易テントにもなる。
【ラジオ】
で、ローカル局を聞いて下さい。テレビはNHK。民放のセンセーショナルな映像は気が滅入るので、あまり見ないこと。
【電池】
やみくもに備蓄せずに「どれにどのサイズの乾電池が要るか」を考えて備蓄を。懐中電灯用、ラジオ用、携帯電話の充電器用など。使い終わったら油性マジックで印をつけておいた方がわかりやすいです。
【カッパ・ヤッケ】
雨よけ、汚れ防止、防寒。薄手のが1枚あるだけで全く違います。丈の長いのは作業がしにくく、ケガにつながるから不向き。お尻がかくれるくらいの丈がちょうどいいです。
【トイレットペーパー・ティッシュ】
汚れたお皿をぬぐったり、ティッシュを濡らして、顔をちょっと拭いたりに便利。一般家庭で備蓄する量でOKかと。(トイレットペーパー半ダースくらい、箱ティッシュ3箱くらい)
【ゴム手袋】
避難しているときには基本、お湯なんて使えませんから。ちょっと厚手の物を。
【避難するときにはブレーカーを落とす】
あとから聞いた話だけれど、漏電で火事になったのが長田のあたりです。
【カセットコンロ・IH調理器】
カセットコンロは重宝です。安全に使用できます。複数並べて使うのは危険なので避けて。それとIHも。私は当時IH調理器を持ってました。ガスはかなり長く止まってたけど電気は数日で復旧して、何かと便利に使えました。
【お金】
なるべく小額のお札(1000円)や硬貨で。両替できませんし、商店が開いていれば買い物も必要だし。電話線死んでるとクレジットカードも不可。とりあえずは「家族全員が親戚の家まで避難できる額」くらいは家に置いておくほうがいいかもしれません。
【懐中電灯】
今はLEDのがあるからいいよね。17年前はなかったから。ひとりに1本は要る。もちろん乾電池もね。
ホットプレートも何かと便利に使えました。阪神大震災時、復旧した順番は、電気・水道・ガスでした。@arida71: IHの方も、長期化する避難生活を考えるとなるほどですゎ。