Windows10は前進あるのみ。SoftwareからServiceに。
今日ですね!Windows10!
TechCrunchにあるように、Windows7をこえる過去最高のWindowsになると僕もおもっています。
いちばんの理由は、Microsoftのリソースを前に進むために使う準備が整ったから。
Microsoftは、これまで数々のバージョンのOSと、それに付随するソフトウェアを開発してきました。
あたらしい環境ができたときも、それまでのOS、ソフトウェアサポート、バグ修正、サービスパックの提供、下位互換性の保障などをおこなってきました。それらはエンタープライズ向けにOSやソフトを展開してきたMicrosoftの使命でもあったわけです。
しかし、それらがあたらしい窓を開けるための一歩をずっと縛り続けている鎖のような印象を強くのこしました。
たび重なるWindows Update。
消えるスタートメニュー。
青いあれ。
でも、Windows10は変わる。
98、2000、(Me)、XP、Vista、7、8.1。築いてきた資産を受け継いだ10。(遺産相続)
常に安全で、あたらしい価値を提供し続けられる10。(ラピッドリリース、アジャイル)
Webを我が物にし、Webの標準に独自拡張で抗い、Webに置いて行かれたIEとさよならした10。(負債の返済)
そして、次のメジャーバージョンアップが無い、10。(「前OS」は概念)
「これまで」を守るためにたくさんのリソースを割り当ててきたが、「これから」に注ぐ。それがわたしたちのあたらしいWindowsだ。
冒頭でWindows7をこえる過去最高のWindowsになると書いたけれど、「過去最高になる」にはリリースからいくらかの時間が必要じゃないかなと。
Windows8.1~Windows10のインサイダープログラムの経緯をみても、「どんどん良くしていく」勢いを感じるので、それはリリースからも変わらないだろうし、「いつのまにか過去最高」になっているような気がするからです。(Windows8をはじめて使ったときはストアとデスクトップが混在して「これがOS?CHAOSのまちがいだろ?」とおもった時からくらべたらほんとうによくなってる。)
Windowsは前進あるのみ。Windows as a Service。