Who Was I?「ボーン・アイデンティティ」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」




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って事で、一気に観ました。ボーン・シリーズ3部作。6時間ノンストップ。
主演は、自分の好きな俳優BEST5に入る1人マット・デイモンmatt damon
マット・デイモン出演で最近観たのは、ディパーテッドですが、その時はスパイの役で、今回はCIA工作員(殺し屋)。

しかも、Mr Mrsスミスのようなレベルじゃない。あれで満足してた自分が情けないと思えるくらい。なんてったって、政府が$3000万をかけて育て上げてる最強の殺し屋ですから。
戦闘能力、武器の取り扱い、ドライビングテクニック、逃げ足の速さ、潜伏能力、潜入能力...その全てに長けている。

でも、そんな規格外の能力を持った裏の人間が、記憶を無くして表の世界に出てきたから政府は焦る。
アイデンティティー」の最初で、唯一の手がかりがあるスイス銀行へ行ってから「アルティメイタム」の最後まで終始命を狙われ続ける。

政府が送り込んでくる殺し屋との疾走感溢れる戦闘シーンも、自分の記憶を断片的に思い出しながら核心に迫っていく展開もどちらも観ててワクワクする要素。さらに欧州諸国を転々としながら物語は進んでいくので、プチ映像旅行も楽しめる。

ボーンの能力で一番スゴイ!と思ったのは、雑誌もボールペンもタオルも「何でも武器にしてしまう」能力。

丸めた雑誌で相手をフルボッコする男。ジェイソン・ボーン
洗面所で敵のカミソリに対抗して、タオルで相手を締め上げる男。ジェイソン・ボーン
ナイフにボールペンで向かって行って、圧倒的に勝つ男。ジェイソン・ボーン

ボーン:ペンは剣より強しって言うだろ?



ッッ否ッッッ!!みたいな。

全ての行動に迷いが無く、それでいて効果的。
ナイフにボールペンで立ち向かう勇気は無いが、この点は見習いたい。

「スプレマシー」では恋人と共にインドまで逃げて暮らすものの、2年で見つかってしまう。それでもって恋人まで失ってしまう。

アイデンティティー」だけ観れば、キリが良い所で終わっているので、次の「スプレマシー」を続けて観る必要はないけど、「スプレマシー」まで観たら、最後の「アルティメイタム」に同じ時系列で話が続くので、連続して観る事をオススメ。

3部作一気に観るなんて人生で初の試みだったが、疲れる間もなくというか、目を離す間もなく完結したのが意外だった。

それだけ、この作品には観る人を釘付けにするチカラがあるんだと思う。

「アルティメイタム」の終わり方は賛否両論ありそうだけど自分はああいうエンディングは好きな方。特別番外編みたいな作品とか作ってくれたら面白そうだな、と。
そう思える作品でした。