シャッターアイランド感想(ネタバレなし)

ネタバレしてないつもりの感想も、「アレ」を書いちゃだめだろと思いました。ネタバレなしの感想のお手本を見せてやる。>誰に?



シャッターアイランドを観てきました。
洋画は、字幕に限るんですが、今回ばかりは、

ディカプリオ新作で「超日本語吹替版」を採用!今後は洋画鑑賞の新スタンダードになる予感 - シネマトゥデイ

こっちで。


私がこの映画を観にいこうと決めたのは、

レオナルド・ディカプリオ主演であること
・「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ監督が作った映画であること

この2点です。


そして、これだけの理由で観にいって良かったと鑑賞後に思いました。
それは、この映画が「何も知らない」状態で1番楽しめるから。

ディカプリオといえば、タイタニックから始まり、ザ・ビーチ、キャッチミー・イフ・ユーキャン、ブラッド・ダイアモンド、ディパーテッドワールド・オブ・ライズと追いかけてきて、そして新たな引き出しを開いたこの作品。

アバターから3Dの映画が増えてきたけれど、やはり人間の脳で想像を何倍にもふくらませる内容が観ていて深みがあって面白いと感じた。(3Dは3Dで面白い)

そう、深い。

鑑賞後にいろんなことを考えさせられる映画はいくつも観たが、これほど何度も何度も、脳内で反芻してそれでも「うーん」と思考の連鎖から抜け出せない作品は稀有だ。

いまこれを書いている時点でもシャッターアイランドが想定した全貌をすべて解明できたように思えない。それほど、尾を引く作品であり、複雑だが破綻していない作品だった。

やられました。

もういちど観ないと、このモヤモヤは晴れそうにありません。

日本で行われたプレスカンファレンスの動画。
50分弱もあり、見応え十分。映画館に足を運ぶ前にぜひ。