日系ビジネス Associe10月号が濃厚すぎておなかいっぱい


「超実践 読書術」という表紙に釣られたのですが読書術の特集もさることながら、そのほかにも充実のコンテンツ満載でした。
  • 多種多様な読書術特集
  • 歩くヒットメーカー「秋元康」ロングインタビュー
  • スピード家事HACKS!

多種多様な読書術特集


 本特集は「ベストセラーばかり読まない」という人が紹介されたあとに、「ベストセラーは絶対買う」といった人まで、本当に様々な「術(すべ)」が紹介されており、目からウロコの人もいれば、どの人のやり方がベストなのか?と困惑する人もいるかもしれません。
 そう、この読書術特集は「受け身で読んではいけない」特集です。

新書がベストに書いてあったように、「情報はプルしてくる」気持ちでないと、「あ~すごかった」で終わりかねません。ですので、紹介された方法をエッセンスとして少しずつ自分に合わせていけばよいかとおもいます。

つまみ食え -書評- 新書がベスト - ポジろし


 かくいう私は、読書達人が読んできた本をチェックしました。そこで気になったのは、坂本龍一さんのインタビューで、彼が3.11の東日本大震災以降、自身の中にある不安に打ち克つためにいろいろな本を読んで出合った「野生哲学 ー アメリカ・インディアンに学ぶ」という本でした。その本に書かれているというイロコイ族の話にとても興味がわいたので読んでみようと思います。

 

歩くヒットメーカー「秋元康」ロングインタビュー

  • チャンスは全員にあるのにみんな気づいていない
  • 「頑張れ」と抽象的なことをいうより「51個目のアイデアを」と伝えた方がわかりやすい
  • 夢はたった1mm先にあるのに、触れないととても遠くにあるように感じる

表紙には「AKB48育成秘話」と題してありますが、これまで手がけた人、作品などに対する秋元イズムがたっぷり語られており、業種問わず、年齢問わず、心に響くものがあるように思いました。

スピード家事HACKS!

きました。
ビジネス雑誌にまさかの家事特集。
生活コラムニスト・ももせいづみさんが紹介してくれるのは、主婦に向けた家事ではなく、忙しいビジネスパーソンにおくる家事。その名も「ビジ家事」。どや!

米はこう研ぐ、シミはこう落とす、といったミクロな視点ではなく、
家全体の仕事を効率よくこなすための「指針」、マクロの視点に注目しているこの特集は、本書のなかで一番「買ってよかった」と感じました。

イクメンイクメンと囃し立てられてるご時世。
ブームにのっかる訳ではなく、ばりばり働きたい、けど育児もしたい、けど家事もけっこう好き、みたいな「欲張りイクメン俺」みたいな男性は増えているのではないでしょうか。
本特集で、家事の常識と思っていた部分にこそムダがあるんだなと気づかされます。

生活コラムニスト恐るべし、です。
「ビジ家事」の原点ともいえる本がでてるらしい。・・・むむむ。

こっちも要チェックや!