私はスティーブ・ジョブズが好きだ
最期まで100%スティーブ・ジョブズ
ショックだった。自分が自分で思う以上にショックを受けていることに。
2011/10/05
1つの人生が幕を下ろした。
イノベーションを起こし続けた56歳。
56年というのは、短いのだろうか?
そもそも、人生は長さではかるものなのかと、彼の生き様を目の当たりにしてふと自問する。
結論は、長けりゃいいってものじゃない。
残された家族は、できるだけ一緒にいたかった、と思うだろうけれど。
僕とアップル
アップル製品に初めて触れたのは、二代目 iPod nano だった。(黒くてかっこいい8GBだ)
近所の家電量販店で購入したら30,000円もした。高すぎだろ!
でも、使いはじめると値段のことなんてすぐに忘れて、お気に入りの曲をいつでも、どこでも聴いては心躍らせた。
その次は、iPhone 3GSだった。
初代iPhoneが発表されたとき、のどから手がでて、心臓がとびでるほど興奮したけれど、いろんな諸事情で手に入れることができなかった。
そんな僕にも「時はきた、それだけだ」の瞬間がおとずれて、3GSを手にしたときはうれしかったな。
うん、ただただうれしかった。
いま手の中に3GSを握っていることがうれしくて。外箱もいまでも大切に保管してあるくらいだし。
この「手に入れた瞬間に満たされる」感覚は、27年間でいまのところiPhone 3GSだけだ。
それとほぼ同時期に、MacBookProを購入した。
「アルミニウム削りだしのボディ」にガツンとやられたことを今でも鮮明に覚えている。
「何ができるか」をすっとばして「ほしい!」と本能を直撃したプロダクト。
道具に成り下がるなよ
最近では、スマートフォンもどんどん普及してきて、
やれ低価格だ、
やれ駆動時間がながいだ、
やれスピードが速いだ、
もうね、いいじゃんそんなの。
おつかれさまでした
彼の逸話を目にするたび「神のような悪魔みたいな人だな」と感じていたが、彼も正真正銘「人」だったのだ。少し安心した。
自分はといえば、1984年にデビューしたMacintoshと同じ年だ。
スティーブ・ジョブズの人生でいえば折り返し地点だ。
今日が人生最後の日だとしたら?
考えたくもない。子供もまだ2歳だぞ。成人式も結婚式も、孫の顔も見てないのに、そんなこと考えられるはずがない。
だけど、その「意志」は心の深いところにしっかり刻みつけておこうとおもう。
ありがとう。
さようなら。
iPod, iPhone, MacBook,,,, more,, more,,
アップルストアに献花にいきたかったけど、ここは高知。ここも日本。
エントリーにて追悼の意を伝えさせてもらいました。
これからもあなたの魂がアップルとともにありますように。
~彼の作ったMacBookProより~