#agile はじめてのプロダクトバックログ

2011年のアジャイル宣言 By irasally
ストーリー数と見積りポイント
pts | ストーリー数 | pts合計 | |
---|---|---|---|
1 | 6 | 6 | |
2 | 3 | 6 | |
3 | 8 | 24 | |
5 | 5 | 25 | |
? | 8 | - | |
合計 | 30 | 61 |
?は、「大きすぎる」または「見積もれない」としました。
役割でいうと、いいだしっぺの私がスクラムマスターという立場で、司会進行役をやったんですが、なかなか神経を使うな、と。
というのも、ストーリーで、プロダクトの機能単位の話ではなく、全体像を形作るような方向で話し合いをすすめていくことや、ある一定の人物だけが話しまくって他は黙りがちになることを避けるために、均等に話を振るだとか、意見の出やすい問題提起をしてみたりとかをやっていたためです。
普段使わない部分を使ったので、知恵熱ならぬ、「知恵頭痛」がしました。
用意したもの
- インデックスカード(付箋紙)
- 水性サインペン
- ホワイトボード
- マジック(黒・赤・青)
- 飴・チョコレート
インデックスカードは正方形の大きめのやつを使用して、ストーリーをざざっと書いてボードに貼る。ストーリーがごちゃごちゃしてきたら、グルーピングして、整理してから進めるようにしました。
また、短時間で終わりそうにないなという事はわかっていたので、脳のエネルギー補給用に飴やチョコを手の届くところにおいて開始しました。
感想
- 予想以上に時間がかかる(上記の表が出揃うのに4時間20分かかった)
- ストーリーをつくるのが難しい
- どうしてもフィーチャの話に寄ってしまう
- ストーリーが含む範囲があいまいで、見積りポイントがばらついた
- ストーリーを分割すると、フィーチャだけになってしまうパターンがあった
- ストーリーの洗い出しに抜けがあった
- 目標の「優先度付け」までいけなかった
- 未確認要素を含むストーリーの見積もりが難しい
良かった点
- 個人の認識のズレを話し合えた
- 案外盛り上がった
- 各自が積極的に取り組めていた
次回に活かしたい点・課題点
- ストーリー洗い出しの効率をアップ
- ぶっ通しで4時間はきつかったので、休憩をはさむ
- もっと意見が出るような質問の仕方や進め方を研究する
本に書いてあるとおりに、トントン拍子にとはいきませんw
それでも、本で読んでいるだけでは分からない部分も、実施してみて気づけたのは大きな収穫だったと思います。 プロダクトに対する関心、共通認識という部分についても、かなりの効果があるように実感しました。
コミュニケーションの大切さ、難しさも再認識したし、チームにとっての課題、個人にとっての課題も少しずつ見えだしました。
- ストーリーを出す
- 見積る
- 優先度を付ける(時間が足りなくてできなかった)
という、アジャイル開発の基本ステップ『プロダクトバックログの作成』を初めて実施してみた感想でした。