歯医者=虫歯の治療をする所 と思っているアナタに

歯を大事にしている話 -六本木で働いていた元社長のアメブロ-

takeponこと堀江さんのブログで発見した記事で、自分もここ3,4年で歯に対する考え方がガラっと変わったので、そのあたりの意識の変移を書いてみよう、と。

・自分の歯の境遇。「仕方がない」と思いこんでいた時期
ぶっちゃけ、歯並びが悪い。
これは、乳歯が抜け落ちて永久歯が生え揃って来た頃からの付き合いなので、今さらどうこう言う事でも無くなってきた。
一時期はコンプレックスのようなものも持ち、矯正できることを知ってからは、両親にそれとなく伝えてみたものの、やんわり却下された記憶がある。今考えればわかるが、歯の矯正には保険が適用されないので、かなりの費用を要する。自分の他に2人も子供を養っている家庭の台所事情からすれば、仕方のない結論だろう。


そんなコンプレックスも中坊の不安定な時代を過ぎると、特に意識することもなくなった。

昔から歯磨きは毎日行っていたので、歯医者に掛かる時はもっぱら虫歯が出来たときだけだった。
抜歯したり、銀歯を詰めたりするための場所、それが歯医者なのだ。

ある日を境にこの考え方は間違っているということを知る。

時は流れて、社会人になったある日のこと。
いつも通り昼食をとっていると、「ガキッ」という音と共に口内になにやら異物が・・・


口から出してみると、それは以前詰めていた「銀歯」だった。
何年前に詰めたモノかも記憶にないくらいだったけど、抜けた後の歯を診るとかなり深くえぐれている。
素人目にも「このままではマズい。」それだけは分かった。

あわてて会社の近くにある歯医者を調べて予約。
そこは以前、義母から聞いていた「腕のたつ先生がいる歯医者」だった。

さっさと詰め物をして終わりだろう。なんて思いつつ診てもらうと、詰め物の箇所はそこそこに、先生は重い表情のまま何かをしている。しばらくして呼ばれて先生に付いていった先に1台の顕微鏡

「ちょっとみてください。」

そういって見た画面(顕微鏡の映像をモニタに映している)には、なにやら蠢くものが・・・・

「あなたの口内にいる菌です」

苦笑いも出ないくらいショッキングだった。

その後、自分の口内がこのようになった経緯を説明してくれた。

  1. 正しいブラッシングが身についていない

  2. 落としきれなかった歯垢が歯石となりだす

  3. 歯石はブラッシングでは落とせない

  4. 歯石は歯垢の温床となり菌も繁殖する


という事だった。
それから、また診察台に戻され歯石の除去を急遽やってもらうことになった。・・が、あれは地獄だった。
歯石にも落としやすいものとそうでないものがあるらしく、長年放置されていた歯石は硬質化が進行するため、かなり強引に力を入れないと落ちない。
例に漏れず自分の歯もその状態で、すべての歯石を落としきるまで30分ほどの時間を要した。
力を入れる分、ちょっとミスった時のダメージがハンパなく、それが至る所で発生するから・・・ご想像通り、うがいした水は真っ赤だった。

その日を境に、歯に対する考え方が変わった。
適切なブラッシングを教えて貰い、3ヶ月に1度は歯の定期検診に行くようになった。
歯医者は歯を「治療する」所から、「治療を未然に防ぐ」所へ変わった。

毎日の歯磨きも意識はしているものの、おろそかになってしまったり、飲み会などのあとは忘れてしまうこともあったりして、いつも完璧な状態をキープできないこともある。だからこそ、3ヶ月に1回(年4回)は、満足できる状態を保つ為の最低限の検診回数だと思っている。

1回の検診は1500円いかないくらい。
年4回で計算しても、6000円にしかならない。
年に6000円、歯に投資するだけで、快適な生活を保てるのなら安いモノ。

口内環境には個人差があって、たしか3歳くらいの時点で口内の菌の割合が決まったように思う。(定かではない)
年に4回も行かなくてもいい人もいるだろうし、それ以上行った方がいい人もいるだろう。

自分の検診時期の目安は、「歯磨きしたけど、何か口の中のざらつきが気になる」と思った時。これが3ヶ月周期にやってくるってことですね。

歯磨きの方法もだいぶ変わってきました。

歯磨き粉は研磨剤が少ないもの、そしてフッ素が多く含まれるものを。
ブラッシングも丁寧に、それでいて鏡の前でがしがしやるのではなく、テレビを見ながらゆっくりと。

そしてこれが最近のお気に入りで、仕上げはフッ素ジェルを使います。これがまたいい!
フッ素入りの歯磨き粉を使っていても、丁寧にブラッシングをしていると、歯磨き粉に含まれるフッ素の成分が弱まってしまいます。それなら最後にフッ素を塗っちゃえ。そういうわけです。

これの良さはワンプッシュタイプで、使いやすいということと、翌朝の口の中の状態がすごくいいこと。
使い方も歯ブラシにジェルをワンプッシュ、あとは歯全体にぬりぬりして、終わり。
うがいはせずに、塗った後30分は飲食禁止。
寝る前にやれば特に意識することなく続けられますし、翌朝の爽快感は病みつきモノ。

起きると、口の中がカラカラになる人(自分がその1人)ほど効果を実感できると思います。

「芸能人は歯が命」とかどこかで聞いたセリフですが、歯は命に関わるくらい重要な部位です。
「歯 病気」でググったらその恐ろしさを感じると思いますが、逆に考えれば、毎日適切な歯磨きをしていれば大丈夫ということでもあるわけで。
さらに定期検診にも通えば鬼に金棒、もとい歯医者にフッ素ばりに強力なので、是非。今からでもアナタの歯は守れる。


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