Journeyという世界的ロックバンドを30歳目前で知った話とブログは奇跡って話
正直しらんかった。
Google+のストリームで@mehoriさんがシェアしていたYouTube動画をたまたま見つけて、たまたまクリックしたら、サビをみんなで大合唱してた。
それが、「Don't Stop Believin」だったんです。
この曲も、正直しらんかった。
けど、なんだこの湧き上がる気持ち。メロディが血を沸騰させるようなこの曲は。
で、早速この曲名でGoogle検索かけたら、すぐにオリジナルに行き着いて、それが「Journey」というバンドの曲であることが判明します。
で、一曲聴いたら、ほかの楽曲も気になって、iTunesStore でJourneyを検索したらわんさか出ますね。
適当に新しめのアルバムを選んで、Likeゲージの高い曲を視聴したら
あれ?聴いたことある感
それが、「Open Arms」。
この時点で、iTunesからDon't Stop Believinと、Open Armsをダウンロードして聴いております。
たしか車のCMで使われていたとおもいます。
で、曲をひと通り視聴して、Journeyという名前も覚えて、次にするのが、Journeyのメンバーが見たいということで、Journeyの日本語公式みたいなサイトにたどり着いて、以下の情報を得る。
- メンバーの入れ替わりが何度かあった
- 2代目のボーカルが脱退してからずっと活動を休止している
- 3代目のボーカルをYouTubeで発掘した
- 3代目に選ばれたのは、フィリピン人のアーネル・ピエダ
- 活動休止から再始動までのドキュメンタリー『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』がBlu-rayで発売された
はい、Amazonで即ポチしました:)
映画『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』公式サイトの紹介動画だけで決めました。決まる時は一瞬です。考えません。感じます。
バンドのメンバー入れ替えは珍しいことではないし、ボーカルは特に喉を痛めたりすると、歌い続けることができなくなります(2代目は喉を痛めたことによる脱退)。
驚いたのは、ボーカル候補が見つからないあいだも、Journeyがバンドとして存続し続けていたこと。
これまでの楽曲はJourneyにとって資産でありますが、ボーカルにとっては大きな責任でもあるわけです。
3代目を任せるボーカルの選考基準はかなり高いハードルであるにもかかわらず、その候補をYouTubeで見つけるという、映画の台本のようなストーリー。
1973年にサンフランシスコで結成されたJourney。
フィリピンで極貧の環境のなか、家族を養うために歌い続けていたアーネル。
Journeyとアーネルを結びつけたのは、YouTubeでしたが、YouTubeにその歌声をアップロードしたのは、アーネルのファンである男性でした。
動画のアップロードに丸一日を要する通信環境の悪いフィリピンで、アーネルの歌声を届けたいという思いと行動が、この2つの点を結びつけたという話がとても印象的でした。
そこから新生Journeyへ向けてのカウントダウンが始まるのですが、その様子がJourneyの楽曲とともに演出されていて、自分もアーネルと一緒にアメリカン・ドリームをみているような錯覚すら味わえて、終始胸熱。
日銭を稼ぐコピーバンドから、世界的ロックバンドJourneyのボーカルへと転身したアーネルの歓喜と苦悩がしっかり映像化されているなと感じました。強い光が、より濃い影を落とすのは真理なのですね。
ベーシスト、ロス・ヴァロリー
あと、ベースのロス・ヴァロリーがもうね、渋い。
1973年結成ということで、2013年の今年で活動40周年です。酸いも甘いも、栄光も挫折も、すべて受け止めてきたって顔してるんですよ。もうおじいちゃんなわけですよ年齢的に。
それが、ライブが始まってライトに照らされているのは、Journeyのベーシスト、ロス・ヴァロリーなんですよね。くー!
アーネルがメインのドキュメンタリーですけど、すきあらばこのいぶし銀のロスを観ておりました!ロス△!
新生Journeyに出会えたのも奇跡。ブログも奇跡
アーネルがJourneyをコピーしていなければ。
アーネルのファンがYouTubeにアップロードしていなければ。
JourneyがYouTubeをチェックしなければ。
Journeyの耳にアーネルの声が引っかからなければ。
そして、Google+のアプリを起動していなければ(笑)。
あのYouTube動画を見なければ、この記事も生まれなかったとおもうと胸熱です。
つまり、ブログ記事は1つの奇跡ということになりますし、だれかの奇跡の入り口かもしれません。
あのタイミングで、@mehoriさんがシェアしてくれたYouTube動画は、私の奇跡の入り口になったことは間違いありません。
この場を借りて御礼申し上げますm(__)m