2018年の正月にみたNetflix(ネットフリックス)の作品と感想
ナルコス シーズン1、2 20話
麻薬王 パブロ・エスコバル率いるメデジン・カルテルと、麻薬取締局(DEA)との戦いのシーズン。現在はシーズン3まである。 パブロはあの手この手を尽くして、麻薬ビジネスをやりたい放題に拡大していく正真正銘の極悪人なんだけど、家族とのシーンでは強き夫、やさしい父の顔になるので心底憎みきれなかったりした。でもやっぱり、残虐だし、疑わしきは死罪!なスタイルに身震いした。シーズン1ではカリージョが正義の番人におもえたけど、シーズン2ではパブロと同等かそれ以上の狂気をもっていて個人的MVP。
デビルマン DEVILMAN crybaby 10話
これまでのデビルマンはアニメ、コミック未視聴勢です。 まず、 10話完結 なのがいちばんの評価点。
泣き虫の高校生・不動明は、幼なじみの飛鳥了と再会し、危険なパーティに誘われた。そこで明は見る。悪魔に変わっていく人々を。そしてまた明自身も……。
永井豪、デビルマン、といえばエログロ。本作もきっちり。 破壊衝動と生殖本能を抑えきれなくなる悪魔をみて、ああこれは人間なんだ。人間から理性をとっぱらった姿なんだと納得感がある。
本作の定義では、 身も心も人間でなくなったものを「悪魔」 心は人間をたもっているものを「デビルマン」とよぶ。
デビルマンが必死に人間を救おうとするシークエンスから、状況はじわりじわりと変化して「デビルマン」とされる人間、それと関係をもつ人間にたいして「悪魔狩り」をおこないはじめる人間に、デビルマンは叫ぶ。
心が悪魔になってしまった人間も「悪魔」だ、と。
ラップシーン必見
作中のラップシーンが最高にかっこよかった。フリースタイルダンジョンとかに出てくるガチのラッパーが勢揃いしているので、そっち方面もといYo Menにもおすすめ。
GANTZ:O (ガンツオー)
実写+CGより、フルCGのほうが世界観でていて楽しめた。CGの技術ってすごいところまできてるんだなあと。映像化にあたって懸念していた「あ~こうなっちゃうのね」感がなかった(個人的な感想です)。
コミック版でも見応えのあった大阪編、敵は妖怪軍団。天狗や牛鬼、ぬらりひょんとの格闘シーンのクオリティの高さにギュインギュインきた。