あなたの2時間を私に下さい #5movie + 1 「インセプション」
観たい!と直感で思った作品は映画館に観に行こうと心に決めた@hirocuekiです。どーも。
あなたの2時間を私に下さい #5movieのときには未鑑賞で、つい先日観ていたく感動・感嘆・感服してしまったので plus 1。またまたディカプリオです。ディカプリオだったらなんでもおk。ってわけじゃないぞ。アビエイターはイマイチだったぞ!
人が夢に入っている時に潜在意識の奥底にまで潜り込み、他人のアイデアを盗む出すという、犯罪分野においては最高技術を持つスペシャリストのコブ。しかし彼はその才能ゆえに、最愛のものを失う。そんなコブに、「インセプション」と呼ばれるミッションが課せられる。
情報を抜き取る・植え付ける方法が、夢を介して相手の潜在意識にアクセスするという設定からして楽しい。
夢の世界を構築する「設計士」
より深い夢に入るための鎮静剤を調合する「調合師」
夢から現実に戻るための手段は「夢を見る時間の消化」「夢の中で死亡」「外的ショックによる覚醒」
夢の中で夢をみると、さらに深い潜在意識にアクセスできる。
深い夢ほど少しの要因で崩れる。
強い鎮静剤をつかうと、深い夢を安定させることができる。
それと引き換えに「外的ショックによる覚醒」ができなくなる。
夢の中では脳の活性が高まり、時間の流れが遅くなる。
深い夢にいくほど遅くなる。現実の5分が何時間・何年にも感じる。
ハッピーエンドか、バッドエンドか。最後の最後、止まれ!と祈った。たぶんそれさえも監督の手のひらの中だと思うと震えた #映画
— 植木宏さん (@hirocueki) 1月 18, 2012
映画はおおむね120分あり、終盤10分ほどでその作品がどこに向かおうとしているのか明らかになってくるのだが、本作に関してはラスト1シーンまでわからなかった。シャッターアイランドのように、こっちに向かってますよ、と思わせて踵を返すような作品もあるのだが、まんまと監督の手の中で踊らされてしまった。エンドロールが流れ始めて「おい!」と声に出してしまったのは私だけだろうか。
インタビュー記事がまたおもしろかったので、紹介。
インセプション 渡辺謙さんインタビュー
「それではインセプションします、ブ~ン」
インセプションの世界は、コミュニケーション不要の世界(deadcommunication)になるけど、それは嫌だよね、ちゃんと会話してお互いを分かり合いたいよねっていうのは禿同でした。
まだ観ていない人は、精神と時の部屋とはひとあじ違う、潜在意識の世界に誘われてみてはどうでしょうか。
おっと、そろそろキックの時間です。ではお先に。