子育ては「難しく考える」より「決意」が大事に思える、30歳妻子持ちのお節介

壁を作っているのは、...あなたの心です。(銭形警部)

子育てが難しく遠く高い壁に思える、32歳独身男の不安 - maze713's blog

「友人の子どもと遊ぶことは楽しい」でも、「自分が親になって子育てするイメージができない」ということで悩んでいるという記事を見ました。

30歳、2児(男、男)の現在の意見を書いておきます。

子育てが難しく遠く高い壁に思える、32歳独身男の不安 - maze713's blog

気軽にはじめればいいのだろうか 今自分が32歳になって、彼女が31歳なので、普通に結婚して子どもを作って......っていうことを考えますよね。しかし、オレは本当に自分が親になるところをイメージ出来ないし、やり切る自信もないよ。 子育てとかみんな普通にやっているけど、オレの中ではエベレスト登頂なみに難しくて遠い世界の出来事に感じてしまう。

「生まれる前から」考えること、「産まれてから」しか悩めないこと

があります。

「生まれる前から」はもちろん妻・子どもを食わせていけるか

これをクリアしなければ始められず、クリアすれば後はなんとかなります。

僕自身、父親になって5年なんですが、「産まれてから」しか悩めないことの多かったこと!

すでに子持ちの親戚とか、友人にあれやこれや聴くことはあっても、父親という役割をもっていない自分には「当事者意識」がないので、なるほどね~と思ってても血肉になってないんです。つまり、聞こえているけど身にならない。

子どもが産まれてからでないと身につかないことが非常に多い。悩むだけ疲れます。

悩む、考える、答えを出す、間違える、悩む(以下ry

「悩む」時はだいたい、

  1. どうしていいかわからない
  2. どっちを選べばいいかわからない

の2択なんです。

「どうしていいかわからない」なら、遠くの家族より、近くのGoogleに頼めばいいです。近くに家族がいるならそっち。

ネットの掲示板等での質問する場合、子育ての疑問や方針は非常にデリケートな話も多いので、慎重にしましょう。あと、鵜呑みはダメ。

「どっちを選べばいいかわからない」時は、夫婦で真剣に話し合ってお互いが納得できる方を選ぶようにしています。

どちらの「悩み」も多くの場合間違えます。最初であればあるほど間違えるものなんです。みんな同じ道を同じようにつまづいてるんです。気に病むことはないですが、次に活かすことは大事です。

子育ては「親育て」

子育てしていて何度も痛感するのが「親としての無能さ」「親失格なんじゃないかという不安感」 でした。

まーでも、あれです。

うまくいかないときは何やってもうまくいかないけど、そういうときは辛抱してたら、ふと落ち着いた時に「ああ、なんか家族っていいなー」とおもえるので、すごいキツくてツライ場面もあるんですが、そんなのは瞬間です。

エベレストの登頂の比喩がありましたけど、登ってる時ってたぶんずっとキツイとおもうんです。でも、一歩ずつ足を運んでたらいつの間にか頂上についてた。そんな感じだとおもうのです。

「苦労は買ってでもしろ」の本質

人生の先輩方から、「苦労は買ってでもしろ」とドヤ顔でいわれることがある。

金払って、苦労買って、どんなブラック人生だよ!とおもったりしてたんですが、こと「子育て」に関しては、この言葉が当てはまると実感してます。

子どもが生まれる。 出費が増える。 節約する余力もない。 家も散らかりっぱなし。 自分の時間?なにそれ美味しいの? 沐浴。なんてよむの?モクヨク。なにそれ美味しいの?

慌ただしく過ぎていく日々に徒労感だけが募っていくようで、(うがぁぁぁぁあぁぁっぁあぁぁぁあああぁぁぁぁあーーーー!!!!!!)と心で叫ぶこともありました。

「成長」を毎日、毎月、毎年感じられる喜び

そんな苦労も、疲れも、荒れた心も、吹き飛ばすのが「成長」を実感したときです。

嬉しい事に、「成長を実感する」瞬間は、毎日/毎月/毎年単位で何度でも訪れます。

親が、悩んで、あがいて、もがいて、子は大きくなっていくんだな。と感じます。

親が笑えば子が笑い、子が笑えば親も笑う。いいものです。

孫ができて、子は親に感謝する

「親子」の関係だったものが、「親子孫」になることで、知ることもあります。

  • 子は親の大変さを知り
  • 親は孫の可愛さを知る

飯を食わせてくれて、学校に通わせてくれて、褒めてくれて、叱ってくれてありがとうとおもいました。そして産んでくれて。

僕が、そしてこれを読んでいるあなたが、ここに居るのは、親が居るから。

癖っ毛だとか、一重だとか、短足だとかは取るに足らないことなんです。

そして、子が癖っ毛や、一重や、短足になったとしても、そんなものは取るに足らないこととして教えます。

子育ては「思い詰める」ことはないが、「気軽に」はできない

「エベレスト登頂なみに難しい」「遠い世界の出来事」ほど思い詰めることはありません。

気軽にはじめればいいのだろうか

ただ、「気軽に」という言葉には引っかかります。

結婚、出産育児というとなんだかワンセットのようなものとして捉えがちです。

結婚は夫婦2人だけで完結してるので、不仲になって別れようが「痛み分け」で済みます。

出産育児になると、夫婦の「痛み分け」で一番傷を負うのは「子」であることを肝に銘じておかなければいけません。

そうならない、そうさせないという確固たる「決意」は必要です。夫婦で肩を組んでがんばっていきましょう!